経結膜法脱脂講座

●軽度のクマに、凸部の経結膜法脱脂と凹部に脂肪注入を施術した症例

経結膜法脱脂(結膜下脱脂)術前 経結膜法脱脂(結膜下脱脂)手術
               手術前          瞼の裏から脱脂

@ 結膜はメスを使わず穴を開けて脱脂し、その脂肪をクマのところへ注入

経結膜法脱脂(結膜下脱脂)脂肪注入 経結膜法脱脂(結膜下脱脂) 経結膜法脱脂(結膜下脱脂)術直後
 取った脂肪を注射器へ
 
 凹部に注入した手術直後

@ 術後は安静・冷却2日間、その後社会復帰

経結膜法脱脂(結膜下脱脂)術後2日目 経結膜法脱脂(結膜下脱脂) 経結膜法脱脂(結膜下脱脂)術後6日目
術後2日目(腫れ少し)   
 
手術6日目(腫れ引くも、やや黄色)

@ 切らずに脱脂で、注射で脂注、腫れも少なく、総じて治療を受け易い

経結膜法脱脂(結膜下脱脂)術後17日目 経結膜法脱脂(結膜下脱脂) 経結膜法脱脂(結膜下脱脂)術後42日目
   術後17日目:だいたい落ち着く
         術後42日目:ほぼ落ち着く

●ハムラ(Hamra)法でなく、ダメージの少ない脂肪注入が現実的

 下瞼の脂肪は切除するべきないという考え方があり、切開して眼窩の骨まで露出し、そこの骨膜に眼窩脂肪を縫い付けるハムラ法というフェイスリフトと伴に行う術式があります。しかしこれは侵襲が大きく、また皮膚軟部組織を反転しての脂肪移動の操作は、煩雑であると供に、正確に陥凹部を持ち上げるような形で脂肪を固定するのは困難です。ハムラ法の術式が発表の年と伴に変遷しているのは、安定した成績が得難いと推察されますし、美容外科学会(JSAPS)101回学術集会でも「Hamra法」の術式での「下眼瞼形成術の検討」では「クマの改善率は悪かった」との発表がありました。
 その点経結膜法脱脂の脂肪を注入に使うことは、幸いこの部の脂肪移植の定着率の成績が良い(50%以上残る傾向)こともあり、社会復帰の良さからも、ハムラ法の術式で下瞼治療をうけるより推奨されると私は考えます